こしあん
豆大福(こしあん):200円 浅草『越後家』の「豆大福」は、直径が74㎜に迫る大きさ。 透明のビニール袋に、丸くて平たい身体を潜ませる。 その様子はさながら、おしろいたたきを彷彿とさせる。 すなわち、その姿は真っ白い。 特に海苔巻き等が並ぶ店先では、…
豆大福(こしあん):150円 武蔵砂川『和菓子 紀の国屋 武蔵村山本店』へ行った。 丸く白い台座に乗って、「豆大福」はビニールの中にある。 持つと指先にズシリと重たく、摘まんだ台座がたわむ。 さっさとビニールを剥がす。 台座を傾けると、ゆっくり滑り下…
豆大福(こしあん):205円 神楽坂『五十鈴』で「豆大福」を買う。 ふっくらとまあるい姿が、ビニール袋の中にある。 キメ細かい餅の質感が、ビニール越しでもよく判る。 滑らかな輪郭と、淡い白を纏った姿は、磨き上げた白水晶のようだ。 手に取ると伝わる感…
塩豆大福(こしあん):180円 幡ヶ谷『ふるや古賀音庵 幡ヶ谷本店』に並ぶ「塩豆大福」は、 約50㎜の大きさで透明の四角い菓子ケースに入れら売られている。半球体に形作られた表面にビッシリ分厚く片栗粉が貼り付く様は、 剥きかけのゆで卵か白銀のスケイルア…
豆大福(つぶあん こしあん):220円 神楽坂『梅花亭』の「豆大福」は“つぶあん”と“こしあん”の2種類が、 約58㎜の大きさで柔らかいビニールにしっかり包まれ売られている。 それは腸詰の皮的な役割を担って店頭に積んで置ける位の強度を生み、 開け放った後…
豆大福(つぶあん):120円 京成高砂『川忠本店』の「豆大福」は大きさは約54㎜で、 こんもり盛り上がった標準体型をしている。 全体を覆う片栗粉はしっかり塗されていて、 その表面には其処彼処に細かい凹凸が出来ている。 複雑な地形は白い大地に影を生み出…
黒豆大福(こしあん):129円 銀座『もち吉 東京銀座本店』の「黒豆大福」は、 ひとつずつ丈夫でシッカリした袋に入れら店頭に並んでいる。 外見的には圧倒的に観光地で売られている日持ちするお土産菓子である。 加えて袋の模様で中の様子が見えにくいので、 …
豆大福(つぶあん・こしあん):140円 代田橋『立花家』には、“つぶあん”と“こしあん”の「豆大福」が売られている。“つぶあん”の「豆大福」は半球形で大きさは約52㎜。 起伏の激しい餅がうねり、「豆大福」の表面に雄大な地形を作り出す。 細かいまだら模様を…
大福(こしあん):260円 赤坂「塩野」の菓子棚の上で蓋付のプラスチック容器の中に入れられ、 約56㎜の身体を埋めて店頭に並んでいるのは「大福」である。 とはいえいくら店頭表示が「大福」であっても、 遠目から見る白く丸い姿に浮かんだ黒い豆の姿は、 容…
豆大福(こしあん):270円 貞和5年(1349年)創業の東京が誇る老舗和菓子店、 “志ほせ饅頭”でお馴染みの「塩瀬総本家」の「豆大福」である。 既にビニール袋の中で白い霞を生み出していて大きさは約58㎜で、 「豆大福」の表面を覆う片栗粉は専有面積自体それ…
豆大福(こしあん):180円 創業安政三年の老舗和菓子店「麻布 青野総本舗」。 その「豆大福」が新しくなったらしい。 公式発表によると何でもちょっぴりサイズが大きくなったとの事だが、 実際の所その数値が無いのでピンとこないのが現実である。ビニール袋…
豆大福(つぶあん・こしあん):230円 「新正堂」の「豆大福」は“つぶあん”と“こしあん”があり、 “こしあん”の方は餅がほんのりピンク色をしている。 双方ともほぼ全長約52㎜でずんぐりと丸いフォルムで、 滑らかな弧を描く表面は全体をタップリ分厚く片栗粉が…
豆大福(こし餡):210円 表面を覆う片栗粉がまるで白い漆喰を塗り固められた様で、 そこに斑な濃淡を描き出す様はさながら流氷が覆う冬のオホーツク海の情景である。 そんな「あんや」の「豆大福」は約58㎜の半球体であり、 下部がキュッと少々絞られた様な佇…
塩豆大福(つぶあん・こしあん):210円 結論から言えば「菓匠 京右近」の「塩豆大福」は“つぶあん”“こしあん”ともに、 「塩豆大福」としては大変控えめなしょっぱさである。 その代わりと言っては変だが凄くゴツゴツしていて、 約58㎜の大きさを収めたビニー…
豆大福(つぶあん・こしあん):135円 「吉田屋製菓店」の「豆大福」には“つぶあん”と“こしあん”があり、 どちらも凡そ60㎜程度の大きさで形成されている。 その「豆大福」の表面に点々と存在する赤エンドウ豆の様子も色や形や大きさ、 そして餅に対しての含有…
白玉豆大福(つぶあん・こしあん):216円 「銀座あけぼの 銀座本店」の「白玉豆大福」の大きさは約52㎜。 チョッと見はドアノブカバ―の様な風体をしたその表面にはボコボコと赤エンドウ豆が突出して、 そこに全体へうっすらと塗された片栗粉が粉末オブラート…
豆大福(こしあん):120円 浅草国際通り「桃太郎」の「豆大福」は丸い。 その丸いという比喩表現が比喩では無くなってしまいそうは程、 全長約50㎜といささか小振りの「豆大福」は丸い。 包装を解いた途端にユラユラと所在無く揺れ出すのはまだ序の口で、 果…
豆大福(こしあん):130円 プラスチックパックの中に片栗粉を撒き散らして、 鮨詰め状態で収まっている「元祖 塩大福みずの」の「豆大福」は、 通常なら最長で約62㎜の角が取れた長方形で亀石の様に平べったい姿をしている。 が、今は表面にキメの細かい片栗…
豆大福(つぶあん・こしあん):230円 新鋭「麻布十番庵」の「豆大福」は端的に言えば真っ白である。こんもりと膨らんだ柔らかいビニール袋の内側では、 剥離した片栗粉が一面に付着して小さなペイティングアートを描き出す。 その奥には真っ白な丸い物体が自…
豆大福(こしあん):150円 直径およそ52㎜の美しい楕円体を形作る、 武蔵小金井「和菓子処 ならは 農工大通り店」の「豆大福」は、 つるんと弧を描く餅の表面に海洋に浮かぶ島々の様に赤エンドウ豆を配し、 その周囲にフカフカした触感をした片栗粉の雲が立ち…
豆大福(こし餡):190円 言わずもがな「六本木狸だんご本舗 榮むら」は、 その名の通り看板商品は“だんご”なので当然の事ながらキモは餅になる。 そんな店の「豆大福」にともなれば掛かる期待の大きさは茶席系菓子店の比ではない。そんな客の期待が詰まって大…
大福(つぶ・こし):160円 餅は餅屋このことわざの創作者は「吾妻あられ」の店先で平伏す事となろう。学芸大学にある「吾妻あられ」はその名の通り米菓を販売する店舗で、 米菓を販売するなら当然その流れで“餅菓子”も販売しており、 そうなると「豆大福」が…
豆大福(こし):216円 あの有名芸能人が御贔屓にしているとか、 各種メディアのアンケート上位の常連だとか、 今や全国に知れ渡る東京名物として『原宿瑞穂』の「豆大福」は その袋にも“名物”と記載する程の自信と地位を確立している。開店直後から続く行列に…